2017年野焼きに参加しました

HP記事(2017.3)

2017年3月19日、前日午後に予報外れの雨が降りましたが、 予定通り野焼きが実施できました。
阿蘇・くじゅう地域の牧野の野焼きは,どこの牧野も継続が危ぶまれる状態になっています。地域の農家に加え,ボランティアの協力を得ながら何とか実施されるところも多くなっています。
 野焼きの実施には、農家の皆さんが身につけている技術や知恵の伝承が重要であり、火消しなどで敏速に動き、体力がある働き手が必要です。ボランティアが協力できる作業については今後も支援体制をつくることが重要だと思います。
 しかし、刻々変化する気象条件をみながら、大面積の野焼きを安全に実施していく上で何より大切なことは、参加者と全作業を統合・指揮するしっかりした組織です。今後の野焼きを継続する上で最も危惧されることは、地域農村社会(入会い組織、集落組織)の機能が弱体化し、失われていくことだと思います。

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