2014年3月16日(日)、非常に冷え込んだ朝で、牧野へ行く途中の盆地では真っ白な霜が降りていました。午前9時から野焼きを開始しましたが、前週に近隣牧野の野焼きで事故があったため、組合の皆さんは非常に慎重に運営されていました。20名以上のボランティアが大分県内、福岡県などから参加しました。
昼の休憩時の談笑で、野焼きもあと10年続けられるかなあ、という話題になったので、農家の人たちに聞いてみました。
くだらない質問だと思いながら、「なぜ、野焼きに参加されているのですか?」
・みんなでやる作業だから
・昔からやることになっとる
・焼かなかったら気持ち悪いだろう(枯れた茅が伸び放題なのは)
・牧野の作業は、田畑の作業の合間に、たまに山に登ってきて楽しい
(みんな、そんな生き方を大切なこととして考えているはずなんですけどね)
「椎茸が今はどん底、牛はいい」、という話をしながら、
「いろんな企業が野菜や椎茸にも参入してきたけど、あれだけ大規模にやられるとかなわんなあ」
「企業は金になることは何でもやるけど、金にならんことは絶対にやらん。農家は金にならんことばかり一生懸命やりよう」(野焼きも)